2014GWみちのく「歌枕」の旅(0・1日目:横浜→白河→山寺→鳴子)

どうも、先週一週間、ずっとのどが痛かったnaka-staです。
土曜日1日部屋に引きこもっても治らなかったので日曜日にやっている病院へ行ってみたら、のどをみてすぐ「これはひどいねぇ」と。
「時期だったらインフルエンザのチェックだよ。」とも。
最後は、「これで熱がない(36.1℃)とは、よっぽど体調がいいんだねぇ」と褒められたり。

そんな状態だったので、いろいろとデータの整理が進みました。今回は5月の連休に遊びにいった、主に松尾芭蕉の「おくほそみち」のポイントを巡る南東北ツアーを2回に分けてご報告。
観光地のレポートはもっと詳しい物がたくさんあると思うので、途中の交通状況を中心にお届けします。


(おくほそみちで俺でも知っている句 2014/05/03 山形県山形市 山寺芭蕉記念館にて撮影)


5/3 戸塚(01:00発)→横浜新道・首都高速K1横羽線・1号羽田線・上野線・国道4号→宇都宮(04:00着) 約3時間

金曜日の深夜出発だったので、東北道の渋滞は覚悟していたが、予想以上に首都高速中央環状線から川口線にかけての渋滞が残っていた…
ということで、こんな機会にしか使わないであろう1号上野線の終点入谷(1:40通過)まで行き、そこから延々と国道4号を北上。
竹の塚(2:00通過)までは車も信号も多かったものの、草加バイパス→新4号国道と車も信号も少なくなり快走。4時頃に仮眠ポイントとした宇都宮の快活クラブで一休み。


5/3 宇都宮(07:20発)→国道293号・国道294号→白河(9:30着) 約2時間半

白河の関跡を9時目標としていたので、逆算して7時に宇都宮を出発。既に東北道は渋滞しているので、一般道(国道4号)に逃げている車を避けるべく、県道125号氏家宇都宮線(白沢街道)で氏家(7:40通過)に抜け、すぐに国道293号で那珂川町小川(8:00通過)へ抜け、国道294号を北上。国道294号はコンビニや休憩スポットでは東北道渋滞を避けたと思われる埼玉県や茨城県ナンバーのワゴンも見られたが、信号も交通量も少なく快走。県境側から白河の関に入るべく、県道76号伊王野白河線へ抜けるつもりが、快走しすぎて8kmほど行き過ぎてしまう…
地図をちゃんと確認しておけばわかるが、県道76号は国道294号から直接分岐しているわけではなく、県道28号、60号(重用区間)「棚倉」方面を経由して県道60号から分岐する形となるので、注意が必要。国道294号上には「県道76号」も「白河」の文字も出てこない…
県道76号伊王野白河線の栃木県側はセンターラインのない1.5車線程度で線形もよくないが、交通量が少ないので問題なし。福島県側に入ると2車線になり、程なく白河の関跡へ。


5/3 9:30 白河の関跡・白河神社・白河関の森公園 http://shirakawa315.com/sightseeing/post_532.html(白河観光物産協会)

この旅最初の目的地は、「白河の関」。「白河の関」というと、松尾芭蕉の奥の細道にでてくるイメージがあったので、てっきり江戸時代まで関所があったと思っていたのですが…
実際に関所があったのは、東北地方がまだ蝦夷地であった奈良時代から平安時代のときの関所で、文学の世界であこがれの土地となったために、関所跡を詠んだ歌が残っていると言うことらしい。
つまり、松尾芭蕉も今のうちらと似たような状況で歌を詠んだということなのかな…
同じ場所にある白河神社で御朱印をもらおうとおもったら、神主の集まりがあって対応できないということでいただけなかったのは残念…
白河の関跡と白河神社のついでに、隣接する白河関の森公園には芭蕉像やお土産物屋に季節柄鯉のぼりも。


5/3 11:00 田中屋(白河ラーメン) http://shirakawa315.com/ramen/post_119.html(白河観光物産協会)

白河は朝、関跡をみるだけでスルーするつもりだったのだが、アクセスに手間取ったり、関跡で思った以上に滞在できたので早めの昼食をとるべく白河市内で昼食を食べることに。
慌てて調べた田中屋へ。11時の開店前についたので、開店と同時に入店してスムーズにいただけたが、出る頃には待ちができていた。
醤油のあっさりした味な感じだが、意外に油っぽい気も。麺もワンタンもなかなかのボリュームでした。


5/3 白河(11:30発)→東北道・国道13号・東北中央道→山寺(15:30着) 約4時間

白河市街地から北上する際にはETC限定だが、白河中央スマートICが便利。GW下りのピークと言うことで、「須賀川から断続渋滞70km」とのことで覚悟して北上したが、郡山JCT先までは順調に走れたが、安達太良SA合流付近で滞り、6kmを通過するのに30分程かかった。安達太良SAからの合流車がノーズ付近の手前で合流する車と合流車線終端付近まで進んでから合流する車があるため、本線左側(走行車線)がなかなか進まない…
その後も低速走行が続く状況が続き、白河から1時間半を経過した13時の時点でたどり着いたのは78.8km先の福島西IC。村田JCTから山形道を目指すつもりだったが、白石IC付近でも30km程度渋滞している状況だったので、国道13号で米沢を経由して山形へ向かうことに。
国道13号は福島~米沢の万世大路は基本2車線であるが、栗子峠にむかう登り坂には登坂車線があり、快走できる。至る所で並行して整備されている東北中央自動車道の工事が進んでいた。
米沢からは将来の東北中央道と一体になる米沢南陽道路を経由して山形へ。南陽~山形は信号あり交通量多く、山形が非常に遠く感じた…


5/3 15:30 山寺(立石寺) http://www.yamaderakankou.com/(山寺観光協会)

この旅2つ目の目的地は山形県の「山寺」とよばれる立石寺へ。基本的に駐車場の相場は500円だが、駅の先にある山寺芭蕉記念館まで行けば無料。ただし、立石寺の対岸の丘の上にあるので歩く距離が結構なものに。
立石寺の本堂(根本中堂)は山の下にあり、フリーに入れるが、岩にしみいる蝉の声を聴くためには山門から300円を払って石段を登らないといけない。一番奥の奥之院までは約千段の石段を上がって、往復40分程。


5/3 山寺(17:00発)→国道13号・県道28号→鳴子温泉(19:00着) 約2時間?

山寺から今宵のお宿鳴子温泉へ北上。山形県道111号天童山寺公園線で天童へ向かい、国道13号を北上。4車線あるが、天童・東根・村山と交通量多く、流れは良くない。道の駅むらやまの先のJR奥羽本線を跨ぐ村山大橋で補修工事で対面通行となっており、特に流れが悪い。一方、その先は市街地を抜け、流れも良くなる。尾花沢通過が18時なので、ほぼ1時間。
尾花沢で国道347号を経由して山形県道28号尾花沢最上線を北上。一部センターラインが消える箇所があるが、ほとんどが2車線確保されており、信号も交通量も少なく走りやすい。5月上旬だが、尾花沢市と最上町境界の山刀伐峠付近は普通に雪が残っており、赤倉温泉は桜が満開過ぎぐらいの状況だった。
赤倉温泉の先の信号のないT字路で国道47号へ右折し東へ。山あいの2車線道路だが、線形も悪くなく、時間も遅かったため交通量も少なく快走。15分程で鳴子温泉郷へ。


5/3 19:00 鳴子温泉 ホテル亀屋 http://www.hotel-kameya.co.jp/

4月半ばに東北行きを決め、慌てて探していたところ、キャンセルがあったのか、1部屋だけあいていたところを押さえたお宿。
源泉露天風呂はぬるめ、内風呂はあつめで苦労したが、交互に入ることで温泉を満喫。重曹泉ということで、色もぬめりもあり、「温泉に入っている」感を楽しめた。展望風呂はJR陸羽東線がよく見える。


さて、以上が初日の様子でした。典型的な「滞在時間よりも移動時間が長い」状態ですね…
2日目も、土地勘がない地域なので、「思ったより遠く感じる」箇所が何カ所も出てきます。ではでは。