緊急解説! 福島第一原発事故と放射線 (NHK出版新書 353)

どうも、最近は旅行関係しかblogを書いていないことに気がついたnaka-staです。まぁ、基本ふらふらしているので、幾らでもネタがあるのですが…

と、いうわけで、たまには別の話題ということで、昨日今日とで読んだ、表題の本について、雑感でも書き残しておこうかと。

この本は、NHK解説委員と記者さんが書いた本。
震災直後、NHKばかりみてたので、見たことある顔が帯を飾っていたので手に取ってしまった。
中身は非常に読みやすく、あっという間に読んでしまった。
事故直後は山崎記者の解説を見ていたので、ドキュメンタリーを読んでいるような気分に。
この本の中身というか、原発事故を見て「最悪の事態が起きてしまった場合」について考えさせられた。
事前の対策をどこまでやるか。経済性や合理性などを考慮して妥当性を考えることは必要。
そして、それでも起きてしまったらどうするかを考える必要性。
道路族を目指すnaka-staなので、道路にたとえてみると、何処まで厳しい線形を許せるか。
安全を限界まで考えて行くと、速度規制を低速にしてしまって高速道路の意味をなさなくなるか、理想の線形をもとめて街を作り直さなければならない。
それは無理だから「道路構造令」が一つの妥当性。
さらには警戒標識などの安全対策。
それでも事故が起きてしまったらを考えると、すぐに発見するための路上カメラや非常電話で事故情報を収集。
二次被害を広げないために、後続の車に対しての情報提供。警察や消防、管理車両による検証や手当、復旧作業を行うための一般車規制。
さらには渋滞による影響を広げないために、広範囲への情報提供。
思いつくことはちゃんとやられてる(ように思える)。でも、いま自分がやっているのは「道路構造令」など、基準関係まで。
供用されて、実際の状況を踏まえて問題を想定し、対処してゆくことや、実際に問題が起きたときに「先手」を打つことができるのか…
むかしから苦手として逃げてきた「想像力」、意識して考えるようにしていかないとなぁと改めておもった今日この頃です。
まとまりなくてごめんなさい。
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緊急解説! 福島第一原発事故と放射線 (NHK出版新書 353)
水野 倫之,山崎 淑行,藤原 淳登