どうも、このシリーズの連載を始めて4本目、ようやく秋田県を脱出して、JR花輪線で岩手県盛岡を目指します。
【乗車日】2016年08月06日(土)
【投稿日】2016年09月19日(月)
【更新日】2016年09月27日(火)
花輪線は岩手県の好摩駅と青森県の大館駅を結ぶ路線。もともとは東北本線と奥羽本線を結ぶ路線であったが、東北新幹線八戸延伸時にIGRいわて銀河鉄道に転換され、JR線としては奥羽本線からの長大な盲腸線のようになってしまった。実際にはIGRいわて銀河鉄道に転換後も全列車が盛岡駅まで乗り入れているため、全くの盲腸線ではないのですが…
観光列車全盛期の昨今においても、一切設定されていない(と思われる)非常に地味なローカル線を視察してきました。
大館駅を出発し、十和田南へ
秋田からの大館から南に向かうので、奥羽本線の上り側から出発するのかと思いきや、下り側に発着してして、奥羽本線をオーバークロスしていた。長木川を超えるためなのかな?
大館駅9:17発の1928D盛岡行きは【編成】。車内はボックスが埋まり、ロングシートの端にいるくらいは乗っている。大館駅で乗り換えた時点で最後の乗客だったようで、ロングシート端に陣取る。
東大館で早速下車するひとあり。地図を見ると、大館市街地は大館駅よりもこちらの方が近い模様。2〜3時間に1本しかないが、奥羽本線から接続があればバス代わりに使うのだろうか。
大滝温泉で下り列車交換待ち合わせ。下り列車よりもこっちの方が乗っている人が多い。
末広〜十和田南では米代川に並行し、川釣りしている光景が観れる。
十和田南駅でスイッチバックし、岩手県へ
大館から40分程乗車し、9:58に十和田南着。この駅ではスイッチバックして進行方向がかわる。ウィキペディアによると、三戸方面への延伸計画の名残らしい。交換なしで5分ほど停車して出発。
鹿角花輪。花輪線の由来の駅。「農協貯金」のビルが目立つ、大館以来の市街地だが、数人乗車のみで大きな動きなし。
八幡平から山岳路線に。森の中を走る線路とオーバーパスしてゆく東北自動車道の橋梁がなんとも言えない。
荒屋新町で山越え、県境越え終了。下り列車と交換。この下り列車は東京を朝一で出る東北新幹線接続列車なので、それなりに乗っているかと思いきや、あちらの方が空いている… 東北自動車道でいうと安代JCT付近。
安比高原で大館から乗っていた学生さん?が下車。峠越えではないが高原地帯を登っているようで、花輪線の最高標高がどこなのかがわからなくなった…
「八幡平」の奥深さに悩みつつ、好摩・盛岡へ
松尾八幡平。花輪線2つ目の八幡平駅。八幡平市にあるのが松尾八幡平駅で、八幡平駅は鹿角市にある。微妙な難易度。そして八幡平市役所は北森駅前にある…八幡平は奥が深い…
11:44に好摩到着して花輪線はここまで。列車はそのままIGRいわて銀河鉄道線へと乗り入れて盛岡へ。 ここから青春18きっぷが使えないことは大館乗り換えから繰り返し放送されている…
定刻12:15より数分遅れて盛岡着。 花輪線でもIGR線内でも車内改札がないなぁと思っていたが、盛岡駅のIGR改札でしっかりチェック。「秋田→稚内」の乗車券を提示したら疑惑の視線を送られた(ような気がした)が、経由欄の「花輪・好摩・盛岡・新幹線」をみて通してもらえました。
盛岡は何度か来ているし、あまり時間に余裕がないので素通り。 ここからは東北・北海道新幹線で北の大地へ!
[…] 次は花輪線で盛岡を目指します! […]