西沢渓谷旅行記

冬の足跡が聞こえる10月22日、珍しくバイトでお休みをもらえたので、遠出しようと模索し、前から行ってみたかったが、行ったことがなかった秩父地方へ紅葉を見に行くことに。
そして一路、秩父を目指して中央道へ!?

東京を通過し、談合坂SAに着いたのが12時ごろ。山梨方面への行楽客はあらかた出て行ったあとらしく、大きな渋滞もなく、スムーズに勝沼ICへ。甲州市と名前が変わった塩山市街地の国道140号までの道が不安だったが、大きな看板で誘導してくれてあるので、迷わずスムーズに国道140号へ。

国道140号は、のどかな田舎を行く緩やかな山道って感じで走りやすい。適度に改良も加えられていて、非常にスムーズ。途中道の駅”はなかげの郷まきおか”で一休みして、13時ごろ山梨市三富の広瀬湖へ。

●広瀬湖

国道140号を北上して、道の駅以外で最初に車を止めるようなスポット。この辺は、紅葉にはまだちょっと早かったみたいです。


●道の駅みとみ

広瀬湖が川に戻るころに、道の駅が。道の駅みとみは結構大規模な施設だった。次に行く、西沢渓谷へは、ここに車を置いても歩く距離はほとんど変わらない。



ここでちょっと遅めの昼食。これは、そこら中に書いてあった”いのぶたラーメン”。いのぶたってなんだろう?普通のしょうゆラーメンと違うような同じような味。


●西沢渓谷

道の駅みとみのすぐ先で、雁坂トンネルへ向かう140号と西沢渓谷へ向かう道がわかれ、西沢渓谷への道は、すぐに駐車場となり、ここから先は一般車通行禁止。ここから、歩くことになるのだが、実に1周9Kmの普通の山道だった!!
時にすでに14時。案内には一周約4時間とあり、日没との勝負に。
しかし、普通の遊歩道程度を想像してきたので、普通の格好なのだが、すれ違う中年ハイカーたちは、みんな普通の登山スタイル。しかも1割くらいの人たちが、熊よけの鈴を鳴らしながら歩いてる、そんな場所でした。

まず驚いたのが、森林鉄道の廃線あとと思われる橋脚があった!インターネットで画像としてみていたりしたことはあったけど、廃線跡を生で見たのは初めて。



二俣つり橋。積雪20cmで通行禁止になるとあるが、積雪がある時点でここまでこれないんじゃないかと思うくらいすでに険しい道。



橋から見た川の様子。程よい色づきって感じで。



大久保の滝。対岸になるので、全景がしっかり見えた。



三重の滝。岩をすべるような滝。自然の岩の上に展望台みたいなのもあり、とてもいい景色です。



このあたりは黄葉がいい感じでした。





七ツ釜五段の滝。西沢渓谷最奥にして、一番のみどころ。景色も申し分ないが、おくまで歩いてやっとたどり着いた感があり、感慨もひとしお。



帰りは旧森林軌道の廃線跡をあるく。一部は改良されているものの、ほとんどの区間で、線路まで残っていた。


約4時間と案内されていた所要時間は、結局約3時間で帰還。ほぼ同時に日没という、中々な内容でした。

●雁坂トンネル

雁坂トンネルは文字通り、トンネルで、一般国道の山岳トンネルとしては日本最長の6.6Km。制限速度は40Kmになっているものの、一直線で幅員も十分なので、非常にスムーズに走る。


帰りは道の駅大滝温泉で600円でひとっぷろあびて、疲れを癒してから、皆野寄居バイパス⇒花園IC⇒大泉JCT⇒三郷南IC⇒千葉ニュータウン⇒佐倉と帰宅。
雁坂トンネル~皆野寄居バイパス間がしっかりしていたら、有力な環状道路になると思うのだがなぁ。