金沢旅行記第一章

いってきました金沢に。今回は、旅立ちから早朝の金沢駅到着までです。

●103系との遭遇

つくばからTXで北千住で乗り換えたら、やってきた上野行きは103系。
この車両は3月18日のダイヤ改正を持って、首都圏からの運用を外れてしまった。
何たる偶然か、最後の乗車にめぐり合えたわけで、モーター音に聞き入り、周りをうろちょろ見てすごす。
上野駅ではせっかくなので撮影。横で、すごいカメラを持ったおっちゃんも撮ってました。


●夜の上野駅

夜の上野駅。実は上野駅在来線ホームから旅立つのははじめて。
一度、只見線乗りに行ったとき、乗るはずだったが、高速バスが遅れて、新幹線で熊谷まで追いかけた。
もとから、北方面はあまり行く機会がなく、今日に至っていた。
構内にあふれる店もほとんどがシャッターを下ろし、夜が遅いことが実感できる。唯一やっていたニューデイズで夜食のおにぎりとお茶を購入。
発車まで30分。高崎線ももうあまり本数がない。宇都宮線はあと3本しかなかったし。




●上野駅特急ホーム

上野駅地平ホームの特急専用ホームへ。ホームの入口で改札。どうやら1号車は女性専用車らしい。
ホームにはちらほら人が。向かいの17番線には常磐線特急651系が到着。
新型車両というイメージがあったが、登場から10年以上たち、E653系とか出てきて、ちょっと疲労感が出てきたような…
と、思っていたら、能登がやってきた。こちらの方がよっぽどくたびれている489系。確か、この車両は長野新幹線開業前の特急白山に使われていたような気が…。


●車内の様子

2号車の禁煙指定席に座る。3割くらいの乗車率かな。発車してからも、向かいが空いているので、向かい合わせて足を伸ばさせてもらう。
1号車の様子はさすがに見れなかったが、数人しかいなかったような…。3号車喫煙指定席も数人。グリーン車は1人。自由席も不自由なく座れるくらいの乗車率みたい。
一時期、帰宅サラリーマンで混むと聞いてきたが、特急北陸と発車順序を入れ替えてからはこんなものなのかな?
ラウンジカーまで行ってみると、ソファーでぐっすりのサラリーマン。熊谷か高崎あたりで降りるのだろうか?
よくはないのだろうが、ここで横になるなら、指定席より快適な夜を過ごせるような気がする…。
熊谷駅停車中に、6号車から2号車までかけ戻る。


●眠れない夜

高崎を出ると、お休み放送とともに、車内が減光された。思った以上に暗くなり、蛍光灯が消えて、オレンジの明かりに。本はちょっと読めないくらいの暗さ。
寝ようと試みるが、なかなか寝付けない。気がつくと水上に運転停車。外はすでに白く雪模様。
清水トンネルを抜け、トンネルを抜けるとそこは、雪国だった。水上と比べ物にならないくらいの雪。雪の壁!そして、よく見ると降ってるし!
とうとう3時を過ぎ、長岡についてしまった。運転停車だが、ここで進行方向が変わる。
向かい側には大阪行き寝台特急日本海が。こっちが先に発車。
夜明け最初の停車駅、直江津は覚えているものの、このあたりで、肘掛を枕にして、座席に横になる方法を思いつきzzz


●夜明けと北陸

4時過ぎに寝たものの、5時過ぎの富山駅到着10分前のおはよう放送と車内が明るくなるとともに起きる。
こっちは本格的な雪だ!富山平野は一面の銀世界。見ている分にはきれいだが、今日のこのあと、観光できるのだろうかという不安も生まれてくる。
富山では、早朝にもかかわらず、向かい側に名古屋行き特急しらさぎが発車を待っていた。


●高岡駅と終着

富山・小杉と停車して高岡駅。ここで、富山駅向かいに停車していたしらさぎ2号に抜かれるため、8分ほど停車。せっかくなので降りてみた。
静かな中、雪だけが深々と降っていた。ここまで乗ってきた能登号もうっすら雪が…
津幡駅で思った以上におりて、定刻どうり、6時35分に金沢駅に到着。