樽見鉄道

どうも、異動してから朝が早くなってつらいnaka-staです。
それでも、実家から通っていた頃よりは全然遅いですが…
過去のネタ整理シリーズ第二弾!3月20日に行ってきた樽見鉄道編です!

樽見鉄道は、岐阜県第二の都市、大垣市の大垣駅から北上し、本巣市の樽見駅を結ぶ鉄道。
岐阜県の大垣と石川県金沢を結ぶ壮大な路線として計画され、1958(昭和33)年までに、岐阜県内の神海まで開通。
沿線人口は多くないものの、大垣~本巣でセメント輸送あり。
1984(昭和59)年に第三セクターに転換され、1989(平成元)年に樽見まで延伸された。
2006年に頼りのセメント輸送が廃止となり、存続の危機に。
先日、3月20日(日)に乗りにゆく機会があったので、そのときの感想を。
フリー切符の販売はホームの窓口のみ
大垣駅はJR東海に間借りしている。
普通乗車券は券売機で買えるが、フリー切符はホーム上の樽見鉄道窓口のみの扱い。
大垣駅の有人改札に「樽見のフリー切符を買いたい」旨を伝えるといれてくれる。
今回は「うすずみ温泉入浴券&1日フリー乗車券」2,200円を購入
送信者 2011-03-20_樽見鉄道散策
すごいぞ!モレラ岐阜!!
どれくらいすごいかというと、休日の樽見鉄道利用客は
大垣>モレラ岐阜>>樽見>>>>その他の駅
くらいなんじゃないかと思えるくらい。
樽見鉄道は貨物がなくなって廃止議論がでていたので、正直、乗ってないものかと思ってた。
ところが、高校生と通院輸送がメインの地方鉄道には珍しく「休日運転」の区間列車があり、たまたまそれに乗り合わせたら、中高生からお年寄りまで幅広く、結構乗っていた。
目的地は「モレラ岐阜」らしく、大垣からの列車は約40人中約30人が下車し、帰りのモレラ岐阜からも20人以上が乗ってきた。
しかも、本巣方面から降りる人もいたし、モレラから大垣までの数駅だけの利用者も。
モレラ岐阜に駅を作ったことは知っていたが、大して使われていないだろうと思っていた。
ところが、ちゃんと使われていたのはだいぶ衝撃だった。
広大な駐車場完備の、車社会岐阜で、ちゃんと地元の利用客がついてることは強みだと思う。
希望としては、モレラ岐阜駅に券売機をおけないかなぁと。
下り列車は大垣駅からの人が大多数なので、切符をもっているのでそんなに問題ないが、問題は上り。
乗車人数が多いので、整理券の受け取りに時間がかかり、降車時は各駅および大垣で精算するのに時間がかかってる。
あと、買い物客を本気でとりにいくなら、もう少し運転間隔を縮められないかと。
現状では、おおよそ1時間半毎になっているが、最小運転間隔でもありそうな30分毎にできないかなぁ?
本当は1時間毎くらいでもいいのかもしれないが、本巣~樽見が1時間半毎程度で十分そうなので、サイクルを合わせられるように。
買い物利用だと、時間調整ができないわけではないだろうが、30分くらいなら、車との競争力もわずかながらでてくるのでは?
かなり厳しいことだとおもうけど、実験的に長期休みの土日を中心にやってみてもおもしろいかも。
休日よりも日数が多い平日の状況がわからないが、これを廃止にするのはもったいない気がする。
樽見鉄道のこのような使われ方は、廃止議論をしている人たちはちゃんと理解しているのだろうか?
単に赤字額だけではみてないよね?
もっとも、どんな議論をされているかすら知らない俺が言う立場にないですが(苦笑
ちなみに、本巣駅から樽見駅へは「モレラ号」に乗りました。
送信者 2011-03-20_樽見鉄道散策
実はまだまだ可能性はある!?
思った以上にモレラ岐阜効果が大きいことが判明。
そして、起点の大垣駅に隣接してアクアウォーク大垣というユニーが核のショッピングセンターも。
ここの2つをつなぐパイプになれないかな?
これで、地元の人々の足となるような。
また、観光資源もそれなりに。
【谷汲山華厳寺】桜や紅葉の名所としても有名で、谷汲口駅からバス連絡。
【根尾谷断層】1891(明治24)年に起きた濃尾地震でできた断層で、日本で確認できる最古の地震断層。実際に見学できる「地震断層観察館・体験館」は水鳥駅そば。
【薄墨桜】樹齢1500年以上のエドヒガンザクラで、国の天然記念物。日本五大桜のひとつらしい。樽見駅そば。開花の時期は臨時ダイヤが組まれるくらいの人出あり。
この日は見に行ったが、3月なので、当然咲いていませんでした…
送信者 2011-03-20_樽見鉄道散策
【うすずみ温泉四季彩館】宿泊施設と日帰り入浴施設。樽見駅から無料連絡バスあり。
送信者 2011-03-20_樽見鉄道散策
地域外から人を呼び込む資源はあるかと。
ただ、薄墨桜を中心に季節ものが若干強すぎるので、うまくシーズンを分散できればなぁ。
沿線でウォーキング大会も行われているみたいだが、まだまだ取